入 院
ホームページっていいなぁ・・・。
なにしろキャンバスが広いよ、うん。
ブログは楽チンだからついつい利用してしまうけど、これはこれでサイトもいいところが満載。
そういうわけでこのネタはこっちを利用してみます。
先日「検査入院」してきました。
どうしてそんなことになってしまったのかはこちらを参照してください。(リンク先はすでに削除されてます)
5月22日の午後3時までにINするべく、俺は荷物をまとめて別府市のとある病院へやってきた。
この病院は俗にいう「独立行政法人」、つまりは国の機関みたいなものである。
1泊2日のプチ旅行だと思えばそれでよしだ。
人生初の入院・・・・。いったいどんな環境なのだろうか。。。。。
病院に到着した俺は遠慮なく一般駐車場に車を泊めました。
何しろ俺は患者です。偉いんです。
それでは早速受け付けに行ってみましょう。

この病院の外来受付は午前中のみ。
したがって午後はいたって静かな状態です。
それどころか誰もいない気もします。
「白い巨塔」のドラマにでも使って欲しいほど誰もいません。
「入院受付」の札のしたで「すいませーーーーーん!」と声をあげると、
奥からまぁまぁな事務員さんが出てきました。
「そちらにかけてお待ちください」
実に事務的なご案内を受けて俺は「お待ち」しました。
やがて廊下の向こうから「いかにも婦長」って感じの使い古した雑巾のような女性がやってきた。
元女性:「ユカイさん?こちらへどうぞ」
俺はその元女性の後をついて歩いていった。
売店の前を通り過ぎ、階段を上り、2Fの病室へご案内。
廊下に面する横開きのドアを開け、病室の中に入った。
なんでもそうだが初めの挨拶ってのはすごく重要だ。
今晩俺はここで過ごす。
円満・円滑な入院生活のためにも相部屋の人への挨拶は笑顔で繰り出すつもりだ。
例え相手が「今まさに命尽きようとしている」状態であろうがなかろうが、礼儀は欠いてはいけないのだ。
んじゃ早速挨拶を・・・・・・


誰もいませんが・・・・
その病室の中は空っぽだった。
よく言えば貸切とも言えるが・・・・・・
元女性:倉庫みたいなところでごめんなさいね
「みたい」ではなく、これは倉庫そのものじゃないですか・・・・
1台のベットだけシーツが掛けてある。どうやらこれが俺の城らしい。
とにかく好きなように使ってねと言い残してどっかに行ってしまった。
とにかく自分の寝床を作りますかね・・・。
なんかこの展開って入院っていうよりもキャンプみたいな感じがします。
着いて一番にすることが寝床の確保とは・・・・・・

電動ベットではなく、手動式。
このハンドルをクルクル回して背もたれを上げるしかなさそうね。
いくらなんでもこの時間から横になんかなれねぇし。
ビジネスホテルのベットは背もたれなんか動かないから豪華と言えば豪華だが、
ベット幅は830mmなのでシングルサイズよりも狭い。
☆で評価するなら☆1ってところです。

テレビの向きを調整し、オーバーベットテーブルを調整し、やけに重たい上布団をめくり、とにかくベットに横になってみた。
背もたれをさっき調整したので、常に起き上がった状態でいれる。
その状態で正面を撮影するとこんな感じだ。

うーん、、、、、、
すでにもう退屈が始まった。
今の俺に許された行動はシャメを撮る以外になく、
誰かにメールしようにもまったくネタが無い状態だ。
相部屋の人に話しかけようにもそこには無機質なベットが鎮座するのみで、
「よかったらこれ食いなよ」みたいなドラマ仕立ての台詞もない。
左を向くと窓がある。
「あの木の葉が全部落ちた時俺も・・・・」とかいう台詞も吐けない。
なぜなら木がない。
あるのは隣の平屋の建物と貯水タンクだから。
これなら木の葉をみて悲観するような事態も避けられるが、
一日中動きのないこれをみて過ごせるほど大人しい男でもないんだよなー。
やがて「看護婦」さんが病室へ入ってきた。
便宜上この看護婦さんは「看護婦A」さんと表記します。
この看護婦さんはさっきの「元女性」よりも多少若いが、それでも俺の母ちゃんと同じくらいかのぅ。
俺がここに来る前にメールで「ナースとハ○ハ○」なんて言ってた人がいるが・・・・
んでこの看護婦さんが教えてくれた。
現在ではナースのことを「看護士」と言うらしい。
そういえばそうでしたな。ついでにさっき俺を案内してくれたのは「看護士長」略して「士長」って呼ぶそうだ。
看護士A:それじゃあ体温と血圧を測りましょう
おお!なんか患者らしくなってきましたよ。
体温を測ってる待ち時間に「問診」をされました。
看護士A:えーと、、
ユカイさんはどうしてここに?
なんかいきなりスゴイ質問だなぁ・・・・。
理由を聞かれたんだから理由を答えればいいんですよね???????????????
ユカイ:あの・・・・、睡眠時無呼吸症で・・・・
看護士A:息が出来なくて起きるの?
ユカイ:・・・・・・・・・・・多分・・・・・・・・・・
看護士A:大変ねぇ
なんかピントがずれた会話だなぁ・・・・。
いくらなんでもカルテくらい見てるんじゃないの???
もしかしてこの人はニセモノなんだろうか?
俺が寝ているときに寝首を・・・・
そんなにも俺は有名になってしまったのか。
看護士A:どうやってこの病院を知ったの?
あっ!そうか。最初からそれを知りたかったんだね?
会話のキャッチボールミスでしたか。
それならそうと早く言ってくださいよ。
ユカイ:ネットで検索しました。そしたらヒットしましたから。
看護士A:ふーん。ネットねぇ・・・・・。そうなんだ・・・・。
問診結果を何かに書き留めているようです。
その中にアンケートみたいなのがあるんでしょうね。
「どうしてこの病院を知りましたか」みたいな設問でもあったってことか。あービックリwww
質問攻めにされた後、看護婦Aは去っていった。
この後は担当医による説明があるらしい。
ちょっと時間があるとのことなので俺は一服キメに行くことにしました。

看護士Aさんに場所を聞き、長い廊下を歩いてたどり着きました。
誰もいません・・・。誰も利用してません。
こんなにまで喫煙者を隔離しなくても良さそうなものですが・・・。
明日の朝までお世話になるこの楽園。
ちゃんと「来た時よりも美しく」です。
病室に戻ってここに来る前に立ち寄った本屋で購入した雑誌を見ていると担当医が現れた。
この前俺に「構造上の問題が・・・」と告げたあの先生だ。
その先生から検査の説明を聞いた。
「この冊子、この前渡してなかったね。良かったら読んでおいてね」

これですか・・・・
いかにもな感じの冊子だなぁ。
とにかく後で読んでみるよ、先生。
どうせやることないしね。
入れ替わりに士長がやってきた。
その士長は何をするでもなく、どうやら世間話にやってきたようだった。
どうしてそれがわかったかというと、
特に大事な話などせずに「ユカイさんはどうして無呼吸だとわかったの?」みたいな質問しかしなかったから。
こうやって患者の不安を取り除くのも「士長」の務めなのだろう。ご苦労様です。
ところがこの士長さん、最後にこんなことを聞くのです。
士長:ユカイさん。この病院初めて?
この質問に対してマジメに答えてみた。
実は俺、この病院に来るのは初めてではない。20年以上前にお世話になっていた病院なのだ。
物心ついてから中学生になるくらいまで、俺はずっと小児喘息に苦しんでいた。
今でもこの病院は「小児科」が有名で、ケントを最初に診断したのもこの病院。
因果なものですなぁ。
今でもそうなんですが、この病院には小学校まで完備されていて、
病気で普通の学校に通えない児童が入院しながら通えるようになっている。
俺もここに入院してここの小学校に通う寸前まで話が進んだそうだ(母ちゃん談)
でも俺が「イヤだ」って言ったらしい。
んでそんな話を士長にしてみた。すると士長はこう言った。
士長:あら・・・そう。。。。 良かったわね、こなくて。
朝起きてラジオ体操して乾布摩擦して〜〜〜〜〜〜
一日の生活をそんな感じで過ごすらしい。
そんなムショみたいなところに入らなくて良かったよマジで。
その時の俺の決断力を褒め称えよう。
そうやって小児喘息に苦しんだ俺は15歳でニコチンの味を覚えてるんだから結果オーライ。

さっき医者が置いていった冊子とは別に、士長はこれをくれた。
今夜の検査の説明が書いてあるのだが。。。。
いったいこりゃなんだ・・・?
なんかスゴイ状態になるんだのぅ・・・・。
アタマにセンサーが何個ついてるんだよ。
一番下の説明書き見えますか?
「トイレはベットサイドポータブル、または尿器でお願いします」
と書いてある。
こうなったら冊子も読んでみるか・・・・
そして俺は我が目を疑った。

なんということだ・・・・
盟友ドコモ茸へ・・・・
一刻も早く病院へ向かいたまえ。一皮ムケルよりも重要な問題がすぐ目の前にあるから。