「墓を見に行かないか?」







皆さんが普段から愛しているユカイは「yukai1192」、、、、つまりユカイ家1192番目の伝承者であるのですが、

その先代である1191氏が俺にそう言ったのだ。


これは「墓参り」に行こうという誘いではなく、「お墓を買う目的で物色しに行こう」という意味を表しています。

初代〜1190までのお墓はないのかよって突っ込みがきそうなので先レスしますと、その初代からのお墓は存在しているのですが、

あまりにも遠くてオマケに山の中にあり、墓参りが面倒くさいのであります。


さらに大問題なことに10年程前に亡くなった1190氏のお墓をまだ買ってなかったりするわけです。

もうひとつオマケに、1192の座を争った俺の弟もすでにこの世にはなく、彼の墓標もまだ無かったりするわけで・・・・・。




相場としては「お墓」の値段は多分「墓石」のグレードで決まるんだろうなぁーって思っていた1191と1192ですが、

実際にはどのように販売されているのか見に行ってみることに。

大分県別府市にある「別府霊園」をチョイスした2人は20分くらい車を走らせまして、、、、、

別府と湯布院の中間点くらいにある別府霊園から望める景色

日本人として生活している人で「お墓参り」をしたことないって人はそう簡単にはいないと思いますが、

単一民族であるにも関わらず各地での習慣の差があるかもしれませんのでイチイチ説明しながら進めて行きたいと思います。

まずこのように一般的な霊園の場合、法人格を有する団体企業が敷地を購入して分譲していってるように思います。

まぁわかりやすくいうと「マンション」みたいなものですね。

1区画が大体3.3u。つまり1坪って感じでレイアウトされて整然と並んでいます。

もちろんその1区画の面積については霊園ごとに全然変わってくるかと思われます。

ちなみに別府霊園では畳一枚分くらいしかありませんでした。(以下1区画と表記)

そのように規格化されたサイズの墓がズラーーーーーーーーと並んでいる。。。。。

アニメファンなら「エヴァンなんとか」でお馴染みのアレだ・・・・。


あまりに広大なので「区画整理」されており、表記方法は「1区〜34区」って感じであった。

これは1区が一番古く、この霊園がオープンしてからすぐに建てられた墓から2区・3区と増えていっている。

俺:「見ろよオヤジ・・・。まったく同じサイズの石で統一してあるぜ?」

父:「本当だなぁ、ここに来たのは初めてだがこりゃちょっとなぁ・・・・・」

こんな感じで本当に同じサイズ・同じデザインしか存在しなかった。

我々親子が考えていたのはもう少し主義主張が出来るような墓石であり、

この光景をみたときから我等ユカイ家の墓はここではないと意見統一。

まぁでもどうせなら今どのあたりまで販売されているのか最新区画まで見物してみることに。

このページで扱ってるネタは「故人」が絡むのであまりシャメを多用出来ないのが残念です。

するとちょっと面白いものを見つけた。

それは「キリスト教」と思われるお墓。やはりというかなんというか「十字架」が彫り込んであるので嫌でも目立つ。

浄土宗とか浄土真宗とかみたいに日本人が教祖だった宗教だと、その宗教が墓標に及ぼす影響は無いように思うが、

さすがに「キリスト」までいくと完全に墓標が変化するようだ。

一般的にいう「戒名」にあたる部分が俗名のままであるし、没年の表記が「和暦」ではなく「西暦」であるのも興味深い。

知らない人のために ワンポイントレッスン1

戒名=「○○院○○居士」とか「○○○○大姉」みたいに、逝去後に坊主が付けてくれる名前。
     あんまりフザケタ名前はダメみたいだが・・・ 例「ユカイ1192居士」


俗名=要するに戸籍の名前ってことですねw


和暦=「明治・大正・昭和・平成」のような日本独自の不便な表し方。ちなみに北朝鮮では「チュチェ」という。
     例 「えーと俺はチュチェ3年の生まれだからお前より2コ下だよwww」

父:「ダメだなここは・・・。次いこうや」

俺:「そうだな〜。もう少しカッコイイ墓石がいいなぁw」

違うタイプの墓石を使えないのかを確認したわけではないのだが、どう考えてもそれは無理だと認識できるほどの同じ大きさのお墓群。

「ユカイ家先祖代々の墓」と「ユカイ家の墓」の2つを並びで作りたかったので、このようなマンション式の配置はかまわないのであるが、

その2つの墓石の間に区画のラインが入ってしまうのがどうも気に入らない・・・・。

そんなことを話しながら歩く親子の目の前にトンでもない墓石が飛び込んだ

えええええっ?!

「ラクテン」って苗字なのか? いや、、、、でも墓石の下にある石に「坂下家」って書いてあるし・・・

墓石の裏をみると俗名が朱で彫ってあった。つまりまだ生きてる・・・・。

なるほどww本当に「ラクテンカ」な人だな。それにしてもこんなファンキーな墓石作ってくれるんだなぁwww

〜場所移動〜

次に行ってみたのは「鶴見霊園」

ここもそこそこのスケールの霊園であり、

このような座標ですら石で作ってあった。


墓標を示す座標・・・・・



うーん、なんとも言いがたい気分だ。。。。。

さっきの別府霊園と同じような感じで、ここも同じような墓石がならんでいた。

ちょっと違うのは、区域によって区画の大きさがことなるので多少の選択肢があること。

それと墓石のデザインも和と洋がチョイスできるようです。

まぁここもさっきと同じ理由ですぐに場所移動することに。

この鶴見霊園の隣に「鶴見やすらぎ霊園」っていう看板があったのでそこに行ってみました。

すると、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

わぉ?!!!!

いきなり出迎えてくれたのはこんなにオシャレな墓標です!

上の写真の拡大です

左はマイク、右はピアノのデッサン。

裏側を見るとやはり「朱」で名前が入れてあったからまだ生きてる。

自分の墓は自分で作るっては本当に素晴らしい!

しかもこの人は間違いなく音楽を愛しているんだろう。

その人の人生が一目でわかる完璧な墓標だ。

この墓の後ろにも興味をそそられる墓が見えます・・・・・

コレはいったい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自衛隊の航空部隊からパイロットに転向した方らしい。

履歴書付きの墓標とは恐れ入った。

父:「1192!!こっちへ来てみろ!すごいのあるぞ!」

父:「パチンコ好きなんだろうな・・・・・w」

俺:「いやwwwそりゃ違うんじゃないか?wwwww」

さらに探索を続けると・・・・

戒名も俗名も超越した「ローマ」を発見。

一応コレを見た親子は名前の下に彫ってある英文を訳そうとしたのだがすぐに断念した。

別に急いで墓を作りたいわけじゃないから本日は見学だけであったが、世の中の墓事情を知ることが出来た。

他人の墓を見物させていただいて思ったのだが、墓標って「個人情報」が満載なんですよね。

その墓がいつ建てられて、中に誰が納められていて、納められている人の血縁関係がわかり、

亡くなった年月と享年が刻んでありますから。


そんなことを考えながら歩いていると、オヤジ殿がこんな一言を・・・・・。

父:「真剣に見ないとお前も入るんだぜ?」

いや、まったくwww ちょっと真剣に検討しないとwww

(平成20年12月現在、ユカイ家のお墓は建立済みです)